メダカ講座

 豊橋中央高等学校は昨年度、豊橋市と「豊橋市における生物多様性の保全及び人材の育成に関する協定」を締結しました。

 今年度も引き続き地域河川の生態系保全活動を実施しています。

 5月12日(水)には、豊橋市環境保全課の協力の下、本校にて、東三河自然観察会指導員の天野保幸先生にメダカについての講座を行っていただきました。

 絶滅危惧種に指定されているメダカの個体数現象の原因はいくつもありますが、第二次世界大戦後、米国によって日本に持ち込まれたカダヤシの影響もあります。しかし、メダカとカダヤシの外形はよく似ています。

 今回は、メダカとカダヤシの見分け方を中心に、かつて日本のどこにでも見られたメダカが絶滅危惧種になってしまった経緯を分かりやすく説明していただきました。有志の生徒たちは熱心に聞き入っていました。

 学校の近くを流れる柳生川にもかつてはメダカが生息していましたが、現在は残念ながら発見できなくなっています。柳生川にメダカを復活させることが、生態系保全活動のひとつも目標です。

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