シラバス

 豊橋中央高等学校の各教科の指導内容(令和4年度版)を紹介します。

国語科

現代の国語
指導目標

 国語を適切に表現し的確に理解する能力を育成し、伝え合う力を高めるとともに、思考力を伸ばし、心情を豊かにする。実社会における国語による諸活動に必要な資質・能力の育成を目指す。個々の教材で筆者の主張や考えを明確に理解する。同時に「話すこと・聞くこと」「書くこと」の能力の育成を図る。そのうえで、実社会で活用できる力を育む。

全科1年

  1. 実社会に必要な国語の知識や技能を身に付けるようにする。
  2. 論理的に考える力や深く共感したり豊かに想像したりする力を伸ばし、他者との関わりの中で伝え合う力を高め、自分の思いや考えを広げたり深めたりすることができるようにする。
  3. 言葉がもつ価値への認識を深めるとともに、生涯にわたって読書に親しみ自己を向上させ、我が国の言語文化の担い手としての自覚をもち、言葉を通して他者や社会に関わろうとする態度を養う。
言語文化
指導目標

 日本人として大切にしてきた言語文化を積極的に享受して、社会や自分との関わりの中でそれらを生かしていくという観点を養う。言語による諸活動に生かす能力を育成する。生涯にわたる社会生活に必要な国語の知識や技能を身に付けるとともに、我が国の言語文化に対する理解を深めることができるようにする。

全科1年

  1. 生涯にわたる社会生活に必要な国語の知識や技能を身に付けるとともに、我が国の言語文化に対する理解を深めることができるようにする。
  2. 論理的に考える力や深く共感したり豊かに想像したりする力を伸ばし、他者との関わりの中で伝え合う力を高め,自分の思いや考えを広げたり深めたりすることができるようにする。
  3. 言葉がもつ価値への認識を深めるとともに,生涯にわたって読書に親しみ自己を向上させ、我が国の言語文化の担い手としての自覚をもち,言葉を通して他者や社会に関わろうとする態度を養う。
論理国語
指導目標

 言葉による見方・考え方を働かせ,言語活動を通して,国語で的確に理解し効果的に表現する資質・能力を育成することを目指す。実社会に必要な国語の知識や技能を身に付ける。論理的,批判的に考える力を伸ばすとともに,創造的に考える力を養い,他者との関わりの中で伝え合う力を高め,自分の思いや考えを広げたり深めたりする。言葉がもつ価値への認識を深めるとともに,生涯にわたって読書に親しみ自己を向上させ,我が国の言語文化の担い手としての自覚を深め,言葉を通して他者や社会に関わろうとする態度を養う。

普通科大学選抜2年

  1. 言葉には,言葉そのものを認識したり説明したりすることを可能にする働きがあることを理解する。 論証したり学術的な学習の基礎を学んだりするために必要な語句の量を増し,文章の中で使うことを通して,語感を磨き語彙を豊かにする。
  2. 文章の種類に基づく効果的な段落の構造や論の形式など,文章の構成や展開の仕方について理解を深めること。
  3. 文章の種類を踏まえて,内容や構成,論理の展開などを的確に捉え,論点を明確にしながら要旨を把握する。
  4. 文章の種類を踏まえて,資料との関係を把握し,内容や構成を的確に捉える。
文学国語
指導目標

 深く共感したり豊かに想像したりする力を伸ばすとともに,創造的に考える力を養い,他者との関わりの中で伝え合う力を高め,自分の思いや考えを広げたり深めたりすることができるようにする。生涯にわたって読書に親しみ自己を向上させ,言葉を通して他者や社会に関わろうとする態度を養う。

普通科キャリアデザイン・強化部活動・家政科2年

  • 言葉には,想像や心情を豊かにする働きがあることを理解する。情景の豊かさや心情の機微を表す語句の量を増し,文章の中で使うことを通して,語感を磨き語彙を豊かにする。
  • 文学的な文章やそれに関する文章の種類や特徴などについて理解を深める。文学的な文章における文体の特徴や修辞などの表現の技法について,体系的に理解し使う。
  • 文学的な文章を読むことを通して,我が国の言語文化の特質について理解を深める。人間,社会,自然などに対するものの見方,感じ方,考え方を豊かにする読書の意義と効用について理解を深める。
古典探究
指導目標

 我が国の伝統的な言語文化に対する理解を深めることができるようにする。論理的に考える力や深く共感したり豊かに想像したりする力を伸ばし,古典などを通した先人のものの見方,感じ方,考え方との関わりの中で伝え合う力を高め,自分の思いや考えを広げたり深めたりすることができるようにする。

普通科大学選抜2年

  • 古典に用いられている語句の意味や用法を理解し,古典を読むために必要な語句の量を増すことを通して,語感を磨き語彙を豊かにする。古典の作品や文章の種類とその特徴について理解を深める。古典の文の成分の順序や照応,文章の構成や展開の仕方について理解を深める。
  • 古典などを読むことを通して,我が国の文化の特質や,我が国の文化と中国など外国の文化との関係について理解を深める。古典を読むために必要な文語のきまりや訓読のきまりについて理解を深める。
  • 作品の成立した背景や他の作品などとの関係を踏まえながら古典などを読み,その内容の解釈を深め,作品の価値について考察する内容や解釈を自分の知見と結び付け,考えを広げたり深めたりする。
  • 古典の作品や文章を多面的・多角的な視点から評価することを通して,我が国の言語文化について自分の考えを広げたり深めたりすること。
国語表現
指導目標

 国語で適切かつ効果的に表現する能力を育成し、伝え合う力を高めるとともに、思考力や想像力を伸ばし、言語感覚を磨くことを目標とする。

 基礎的事項の繰り返し学習を重視し、言語活動を通して実践的に学習することで、進んで表現する姿勢を身に着けさせる。

普通科キャリアデザイン・強化部活動2年/家政科2年/普通科大学選抜3年(文系)

  1. 話し言葉と書き言葉の違いを意識させ、改まった場面で用いる表現を習得する。具体的には敬語表現や慣用表現の習得を目指す。
  2. 目的や場に応じて、言葉遣いや文体など表現を工夫して効果的に話したり書いたりできるようにする。
  3. 言語文化の特質や我が国の文化と外国の文化との関係などを視野に入れて、文章の内容や表現の特色を調べ、発表したり論文にまとめたりする。
  4. 図書館を利用して同じテーマの文章やデータ、資料を読み比べ、それについて話し合ったり批評したりする。

地歴科

歴史総合
指導目標

 社会的事象の歴史的な見方・考え方を働かせ、課題を追究したり解決したりする活動を通して広い視野に立ち、グローバル化する国際社会に主体的に生きる平和で民主的な国家及び社会の有為な形成者に必要な公民としての資質・能力を次のとおり育成することを目指す。

全科1年

  1. 中学校までの学習との連続性に留意して諸事象を取り上げることにより、生徒が興味・関心をもって近現代の歴史を学習できるよう指導を工夫する。
  2. 歴史に関わる諸事象については、地理的条件と関連付けて扱うとともに、特定の時間やその推移及び特定の空間やその広がりの中で生起することを踏まえ、時間的・空間的な比較や関連付けなどにより捉えられるよう指導を工夫する。
  3. 近現代の歴史と現代的な諸課題との関わりを考察する際には、政治、経済、社会、文化、宗教、生活などの観点から諸事象を取り上げ、近現代の歴史を多面的・多角的に考察できるようにする。
  4. 年表や地図,その他の資料を積極的に活用し、具体的に学ぶよう指導を工夫すること。また指導に当たっては,客観的かつ公正な資料に基づいて,事実の正確な理解に導くとともに、多面的・多角的に考察し公正に判断する能力を育成すること。その際,核兵器などの脅威に着目させ,戦争や紛争などを防止し、平和で民主的な国際社会を実現することが重要な課題であることを認識するよう指導を工夫する。
日本史A・日本史B・日本史探究
指導目標

 我が国の歴史の展開を、世界史的視野に立って総合的に理解させ、わが国の文化と伝統の特色についての認識を深めさせることによって、歴史的思考力を培い、国民としての自覚と国際社会に生きる日本人としての資質を養う。

普通科キャリアデザイン3年/普通科強化部活動3年/普通科大学選抜2年・3年(文系)/家政科3年

  1. 歴史的な思考力を育成することを重視する。
  2. 我が国の歴史の展開を、世界史的な視野に立って、文化・政治・経済・社会など歴史を構成する要素に基づき幅広い見方で把握させる。
  3. 我が国の文化がどのような特色をもち、どのようにして伝統が形成されてきたかを認識させる。
  4. 民主的で平和な国家・社会を形成する日本人としての自覚、及び国際社会に主体的に対応していく能力を養う。
  5. 上記の内容について適切な主題を設定し、生徒の主体的な追及を通して認識を深めさせる。
世界史A・世界史B・世界史探究
指導目標

 世界の歴史に関する基本的事項を理解させ、歴史的思考力を培うとともに、現代世界形成の歴史的過程と世界史における各文化圏の特色を把握させる。また、国際社会に生きる日本人としての資質を養う。

普通科大学選抜2年(文系)/普通科キャリアデザイン2年・3年/普通科強化部活動2年/普通科大学選抜3年

  1. 各文化圏の歴史的発展や風土および民族を探求することによって、人々の生活の様子が具体的に理解できるようにする。
  2. 広く世界の動きに着目することによって、世界が一体化されていく過程を理解できるようにする。
  3. 世界史上の事象と、日本史上の事象とを比較、関連させ、世界の歴史における日本の位置について学習できるようにする。
  4. 上記の内容について適切な主題を設定し、生徒の主体的な追及を通して認識を深めさせる。
地理B・地理総合
指導目標

 世界の人々の生活・文化に関する地域的特色と共通の課題を理解させ、世界を地域的まとまりとして考えさせることによって、系統地理的な見方と、地誌的な見方を培い、国際的視野を養う。

普通科大学選抜2年・3年(理系)

  1. 現代社会の諸課題のうち、地理的な観点から考えさせることが効果的であると判断される課題を選ぶようにする。
  2. 産業活動の特色について、産業の立地と形成の諸条件を関連させながら総合的に理解させる。
  3. 異なる生活・文化に関する内容と、地球的課題に関する内容に重点をおき理解させ、考えさせる。
  4. 地図の活用や地域の調査などから、地理的環境とのかかわりを考えさせ、生活・文化の地域的特色が考察できるようにする。
日本史演習
指導目標

 「日本史」で取り扱う内容について、具体的な史料を提示しつつ、歴史的事実に対するより深い認識を持たせ、歴史的思考力を培い、国民としての自覚と国際社会に生きる日本人としての資質を養う。

普通科大学選抜2年(文系)・3年(文系)

  1. わが国の伝統と文化を認識することで、歴史的な思考力を育成するようにする。
  2. 日本史としての狭い視野ではなく、国際社会の中の日本という視野で幅広く歴史的事実を考察させる。
  3. 的確な史料に基づいて、歴史的事実への深い認識を養うと共に、過去の歴史的事実の反省から現代社会を生きる日本人として必要な主体的に対応する能力を身につけさせる。
世界史演習
指導目標

 「世界史」で取り扱う内容について、現代史の具体的な諸問題・国際関係を提示しつつ、歴史的事実に対するより深い認識を持たせ、歴史的思考力を培い、国際社会に生きる日本人としての広い視野と資質を養う。

普通科大学選抜2年・3年(文系)

  1. 現代の国際関係・諸問題を認識することで、歴史的な思考力を育成するようにする。
  2. 国際社会の中での日本の立場をしっかりと理解させ、幅広く歴史的事実を考察させる。
  3. 的確な史料に基づいて、歴史的事実への深い認識を養うと共に、過去の歴史的事実の反省から現代の国際社会を生きる日本人として必要な主体的に対応する能力を身につけさせる。

公民科

政治・経済
指導目標

 広い視野に立って、民主主義の本質に関する理解を深めさせ、現代における政治・経済・国際関係などについて客観的に理解させる。それとともに、それらに関する諸課題について主体的に考察させ、公正な判断力を養い、良識ある公民として必要な能力を育てる。

普通科大学選抜3年(文系)

  1. 指導目標に即して基本的な事項・事柄を精選して指導内容を校正するものとし、細かな事象や高度な事項・事柄には深入りしない。また、客観的な資料と関連させて政治や経済の諸課題を考察させるとともに、政治や経済についての公正かつ客観的な見方や考え方を深めさせる。
  2. 中学校社会科、公民科に属する他の科目、地理歴史科及び家庭科などとの関連を図るとともに、全体としてのまとまりを工夫し、特定事項だけに偏らないようにする。
  3. 政治や経済について考察した過程や結果について、適切に表現する能力と態度を育てるようにする。
  4. 内容と関連のある現代の諸問題や時事的事象の取扱については、教育基本法第14条の規定に基づき適切に行う。
公共
指導目標

 人間と社会の在り方についての見方・考え方を働かせ,現代の諸課題を追究したり解決したりする活動を通して,広い視野に立ち,グローバル化する国際社会に主体的に生きる平和で民主的な国家及び社会の有為な形成者に必要な公民としての資質・能力を次のとおり育成することを目指す。

普通科1年/家政科2年

  1. 内容の特質に応じ,学習のねらいを明確にした上でそれぞれ関係する専門家や関係諸機関などとの連携・協働を積極的に図り,社会との関わりを意識した主題を追究したり解決したりする活動の充実を図るようにすること。また,生徒が他者と共に生きる自らの生き方に関わって主体的・対話的に考察,構想し,表現できるよう学習指導の展開を工夫する。
  2. 教科目標の実現を見通した上で,キャリア教育の充実の観点から,特別活動などと連携し,自立した主体として社会に参画する力を育む中核的機能を担うことが求められることに留意する。
  3. 生徒が内容の基本的な意味を理解できるように配慮し,小・中学校社会科などで鍛えられた見方・考え方に加え,人間と社会の在り方についての見方・考え方を働かせ,現実社会の諸課題と関連付けながら具体的事例を通して社会的事象等についての理解を深め,多面的・多角的に考察,構想し,表現できるようにする。
  4. 科目全体を通して,選択・判断の手掛かりとなる考え方や公共的な空間における基本的原理を活用して,事実を基に多面的・多角的に考察し公正に判断する力を養うとともに,考察,構想したことを説明したり,論拠を基に自分の意見を説明,論述させたりすることにより,思考力,判断力,表現力等を養う。
  5. 政治及び宗教に関する事項の取り扱いについては、教育基本法第14条及び第15条の規定に基づき、適切に行う。

数学科

数学Ⅰ
指導目標

 具体的な事象の考察を通して、数学における基本的な概念や原理・法則を理解させ、それらを的確に活用する能力を伸ばすとともに、数学的な見方や考え方のよさについて認識を深める。

全科1年/家政科2年

  1. 中学校との関連を重視し、数学教育における中高一貫性を持たせ、単元の狙いと扱いを明確にする。
  2. 生徒の実態に応じて、内容の程度、範囲を取捨選択し、指導方法を工夫する。
  3. 数学的用語、記号を正確にとらえさせ、日常生活の中にも、問題解決の手段や方法を発見できるような態度を育てる。
  4. 学習過程では、文字や図形など具体的な事象を通して考えさせ一般化をはかる。
  5. 生徒の特性や能力に応じて、興味ある授業を展開し、発言、ノートの取り方など、数学の学習方法を具体的に指導する。
数学Ⅱ
指導目標

 「数学Ⅰ」に続く内容として、式と証明、複素数と方程式、図形と方程式、三角関数や指数関数、対数関数及び関数の値の変化について理解させ、微分法と積分法の基礎的な知識の習得と技能の習熟を図り、事象を数学的に考察し、処理する能力を育てる。

普通科大学選抜・キャリアデザイン2年/普通科キャリアデザイン3年 

  1. 生徒の実態に応じて、内容の程度、範囲を取捨選択し、指導方法を工夫する。
  2. 数学的用語、記号を正確にとらえさせ、日常生活の中にも、問題解決の手段や方法を発見できるような態度を育てる。
  3. 学習過程では、文字や図形など具体的な事象を通して考えさせ一般化をはかる。
  4. 基本的定理・公式の定着のための演習を重視し、応用的問題において、いかに基本的事項が有用であるか理解させる。
数学Ⅲ
指導目標

 関数と極限、微分法及び積分法について理解を深め、知識の習得と技能の習熟を図り、事象を数学的に考察し処理する能力を伸ばす。

普通科大学選抜3年(理系)

  1. 生徒の実態に応じて、内容の程度、範囲を取捨選択し、指導方法を工夫する。
  2. 基本となる公理・定理を確実に理解させるため、基礎的問題の演習を重視し、合わせて応用できる能力の養成も図る。
数学A
指導目標

 「数学Ⅰ」より広い内容として、場合の数と確率、平面図形、及び整数の性質について理解させ、基礎的な知識の習熟を図り、事象を数学的に考察し処理する能力を育てる。

全科1年/家政科3年

  1. 中学校との関連を重視し、それを拡充して、活用する能力を伸張するようにする。
  2. 「数学Ⅰ」との関連、指導内容の配列・系統性に留意し、相互の内容の理解・発展が、相乗的・効果的に作用し合うように指導する。
  3. 生徒の実態に応じて、内容を適宜選択する。また内容の程度も基本的事項の定着を重視し、基礎基本の徹底を図りたい。
  4. 基本的定理・公式の定着のための演習を重視し、応用的問題において、いかに基本的事項が有用であるか理解させる。
数学B
指導目標

 「数学Ⅰ」及び「数学Ⅱ」より進んだ内容として、数列、ベクトル、確立分布と統計的な推測について理解させ、基礎的な知識の習得と技能の習熟をはかり、事象を数学的に考察し処理する能力を伸ばす。

普通科大学選抜・キャリアデザイン2年

  1. 履修する生徒の実態に応じて、内容を適宜選択して指導する。
  2. 基礎基本の徹底のため、基本問題の反復演習に重視し、将来の発展的学習の基礎の理解を図る。
数学演習
指導目標

 数学Ⅰ・A、または数学Ⅱ・Bの内容についての演習を行い、改めて、基礎的な知識の習熟を図り、事象を数学的に考察し処理する能力を育てる。大学受験や就職試験などにも対応できるよう、数学的基礎力・思考力を身につけさせる。また、センター試験を考慮し、数学Ⅰ・Aまたは数学Ⅱ・Bの内容について問題演習を多く取り入れ、実践的な問題を解く力を育てる。

普通科キャリアデザイン・強化部活動3年/普通科大学選抜3年(文系)/普通科大学選抜国公立難関私大3年(理系)

  1. 「数学Ⅰ」「数学A」との関連、指導内容の配列・系統性に留意し、相互の内容の理解・発展が、相乗的・効果的に作用し合うように指導する。
  2. 履修する生徒の実態に応じて、内容を適宜選択する。また内容の程度も基本的事項の定着を重視し、問題演習を多く取り入れる。
  3. 基本的定理・公式の定着のための演習を重視し、応用的問題において、いかに基本的事項が有用であるか理解させる。

理科

物理基礎
指導目標

 日常生活や社会との関連を図りながら物体の運動と様々なエネルギーへの関心を高め、目的意識をもって観察、実験などを行い、物理学的に探究する能力と態度を育てるとともに、物理学の基本的な概念や原理、法則を理解させ、科学的な見方や考え方を養う。

普通科キャリアデザイン1年/普通科キャリアデザイン3年(選択)

  1. 中学校理科との関連を考慮しながら、物理学の基本的な概念の形成を図るとともに、物理学的に探究する方法の習得を通して、科学的な思考力、判断力及び表現力を育成する。
  2. 身近な物体の運動とエネルギーへの関心を高め、生徒自らが見通しをもって主体的に観察、実験などに取り組むことにより、運動・エネルギーに関する原理・法則の基礎を理解し、物体の運動とエネルギーについて微視的にとらえる見方や考え方を養う。
化学基礎
指導目標

 日常生活や社会との関連を図りながら物質とその変化への関心を高め、目的意識をもって観察、実験などを行い、化学的に探究する能力と態度を育てるとともに、化学の基本的な概念や原理、法則を理解させ、科学的な見方や考え方を養う。

普通科大学選抜国公立難関私大・部活動2年/普通科キャリアデザイン・強化部活動2年/家政科1年

  1. 日常生活や社会との関連を図りながら、物質のその変化について理解するとともに、科学的に探究するために必要な観察、実験などに関する基本的な技能を身に付けるようにする。
  2. 観察、実験などを行い、科学的に探究する力を養う。
  3. 物質とその変化に主体的に関わり、科学的に探究しようとする態度を養う。
生物基礎
指導目標

 日常生活や社会との関連を図りながら生物や生物現象への関心を高め、目的意識をもって観察、実験などを行い、生物学的に探究する能力と態度を育てるとともに、生物学の基本的な概念や原理・法則を理解させ、科学的な見方や考え方を養う。

普通科大学選抜国公立難関私大・部活動1年/普通科キャリアデザイン1年/普通科強化部活動2年/家政科2年

  1. 中学校理科との関連を考慮しながら、生物学の基本的な概念の形成を図るとともに、生物学的に探究する方法の習得を通して、科学的な思考力、判断力及び表現力を育成する。
  2. 身近な生物や生物現象への関心を高め、生徒自らがねらいを明確にした観察、実験などを行うことで生物学的に探究する能力と態度を育てるとともに、生物や生物現象に関する概念や規則性を理解させ、生物や生物現象に関する科学的な見方や考え方を養う。
地学基礎
指導目標

 日常生活や社会との関連を図りながら地球や地球を取り巻く環境への関心を高め、目的意識をもって観察、実験などを行い、地学的に探究する能力と態度を育てるとともに、地学の基本的な概念や原理・法則を理解させ、科学的な見方や考え方を養う。

普通科キャリアデザイン3年(選択)

  1. 中学校理科との関連を考慮しながら、地学の基本的な概念の形成を図るとともに、地学的に探究する方法の習得を通して、科学的な思考力、判断力及び表現力を育成する。
  2. 地学的な事物・現象については、生徒が直接観察や調査をすることが難しいものも含まれるため、地球や宇宙に関する調査、観測などにより得られた情報や資料を基にした実習も大切にする。
化学
指導目標

 化学的な事物・現象に対する探究心を高め、目的意識をもって観察、実験などを行い、化学的に探究する能力と態度を育てるとともに、化学の基本的な概念や原理・法則の理解を深め、科学的な自然観を育成する。

普通科大学選抜国公立難関私大・部活動2年・3年(理系)

  1. 「化学基礎」との関連を考慮しながら、化学の基本的な概念の形成を図るとともに、化学的に探究する方法の習得を通して、科学的な思考力、判断力及び表現力を育成する。
  2. 「探究活動」においては、各項目の学習活動と関連させながら観察、実験などをおこない、報告書を作成させたり発表を行う機会を設けたりする。また、その特質に応じて、問題を見いだすための観察、仮説の設定、実験の計画、実験による検証、調査、実験データの分析・解釈などの探究の方法を習得させるようにする。その際、コンピュータや情報通信ネットワークなどの適切な活用を図る。
生物
指導目標

 生物や生物現象に対する探究心を高め、目的意識をもって観察、実験などを行い、生物学的に探究する能力と態度を育てるとともに、生物学の基本的な概念や原理・法則の理解を深め、科学的な自然観を育成する。

普通科大学選抜国公立難関私大・部活動2年・3年(理系)

  1. 「生物基礎」との関連を考慮しながら、生物学の基本的な概念の形成を図るとともに、生物学的に探究する方法の習得を通して、科学的な思考力、判断力及び表現力を育成する。
  2. 「探究活動」においては、各項目の学習活動と関連させながら観察、実験などをおこない、報告書を作成させたり発表を行う機会を設けたりする。また、その特質に応じて、問題を見いだすための観察、仮説の設定、実験の計画、実験による検証、調査、実験データの分析・解釈などの探究の方法を習得させるようにする。その際、コンピュータや情報通信ネットワークなどの適切な活用を図る。
物理
指導目標

 物理的な事物・に対する探究心を高め、目的意識を持って観察、実験などを行い、物理学的に探究する能力と態度を育てるとともに、物理学の基本的な概念や原理・法則の理解を深め、科学的な自然観を育成する。

普通科大学選抜国公立難関私大・部活動2年・3年(理系)

  1. 「物理基礎」との関連を考慮しながら、物理学の基本的な概念の形成を図るとともに、物理学的に探究する方法の習得を通して、科学的な思考力、判断力及び表現力を育成する。
  2. 「探究活動」においては、各項目の学習活動と関連させながら観察、実験などをおこない、報告書を作成させたり発表を行う機会を設けたりする。また、その特質に応じて、問題を見いだすための観察、仮説の設定、実験の計画、実験による検証、調査、実験データの分析・解釈などの探究の方法を習得させるようにする。その際、コンピュータや情報通信ネットワークなどの適切な活用を図る。
理科基礎演習Ⅰ
指導目標

 化学基礎の内容についての演習を行い、改めて基礎的な知識の習熟を図る。センター試験などにも対応できるよう、基礎力・思考力を身につけさせるために、問題演習を多く取り入れ、実践的な問題を解く力を育てる。

普通科大学選抜国公立難関私大・部活動3年(文系)

  1. 「化学基礎」との関連を考慮しながら、化学の基本的な概念の形成を図るとともに、科学的に探究する方法の習得を通して、科学的な思考力、判断力を育成する。
  2. 履修する生徒の実態に応じて、内容を適宜選択する。また内容の程度も基本的事項の定着を重視し、問題演習を多く取り入れる。
理科基礎演習Ⅱ
指導目標

 生物基礎の内容についての演習を行い、改めて基礎的な知識の習熟を図る。センター試験などにも対応できるよう、基礎力・思考力を身につけさせるために、問題演習を多く取り入れ、実践的な問題を解く力を育てる。

普通科大学選抜国公立難関私大・部活動3年(文系)/普通科キャリアデザイン・強化部活動3年

  1. 「生物基礎」との関連を考慮しながら、生物学の基本的な概念の形成を図るとともに、科学的に探究する方法の習得を通して、科学的な思考力、判断力を育成する。
  2. 履修する生徒の実態に応じて、内容を適宜選択する。また内容の程度も基本的事項の定着を重視し、問題演習を多く取り入れる。
科学と人間生活
指導目標

 自然と人間生活とのかかわり及び科学技術が人間生活に果たしてきた役割について、身近な事物・現象に関する観察、実験などを通して理解させ、科学的な見方や考え方を養うとともに、科学に対する興味・関心を高める。

家政科3年

  1. 基礎的・基本的な知識の定着が図れるようにするとともに、身につけた知識・技能を活用して科学的な思考力・判断力を養い、表現力が育成されるようにする。
  2. 日常生活や私たち自身の体、身近な自然景観と関係する題材を多く取り上げ、科学と人間生活との関わりを理解できるようにする。

保健体育科

保健
指導目標

 個人および社会生活における健康・安全について理解を深め、生涯を通して自らの健康を適切に管理し、改善していく資質や能力を育てる。

全科1年・2年

  1. 現代社会の変化や環境問題を取り上げ、人々が適切な生活行動を選択し実践することおよび環境を改善していく努力が重要であることを理解させる。
  2. 生涯の各段階における健康上の課題に対して、自らこれに適切に対応する必要性、およびわが国の保健・医療制度や関係機関を適切に利用することの重要性を理解させる。
体育
指導目標

 各種の運動を合理的な実践をとおして、運動技能を高め運動の楽しさや喜びを深く味わうことができるようにするとともに、体の調子を整え、体力の向上を図り、公正、協力、責任などの態度を育て、生涯を通じて継続的に運動ができる資質や能力を育てる。

全科全学年

  1. 体力づくり運動及び体力理論については、各学年においてすべての生徒に指導する。
  2. 個人的スポーツについては、各学年において一つまたは二つを選んで指導する。
  3. 集団的スポーツ(バスケットボール、バレーボール、ソフトボール)については、第1学年において二つを選んで指導するものとし、第2学年以上の学年において二つまたは三つを選んで指導する。
  4. 学校の実態を考慮し、各学年において、ソフトボール、ソフトテニス、卓球、バドミントン、サッカーの中から選択して指導する。
  5. すべての指導において、安全に留意するものとし、また集団行動に関する内容についても、それぞれの運動の特性との関連において適切に指導する。
  6. 男子は1・2年次において、武道(柔道)を履修させる。

芸術科

書道Ⅰ
指導目標

 書写能力を高め、書の表現と鑑賞の基礎的能力を伸ばし、感性を高め、書を生活に生かす態度の育成を図る。

普通科大学選抜2年・3年/普通科強化部活動2年/普通科キャリアデザイン2年(選択)

  1. 基礎的訓練の重視
    1. 姿勢・執筆・用筆・運筆
    2. 字形の考察
  2. 学習の能率化の重視
    1. 学習意欲と感性の高揚
    2. 作品の評価の研究
  3. 日常生活に生かす
    1. 「漢字仮名交じりの書」の研究
音楽Ⅰ
指導目標

 歌唱、あるいは器楽演奏に積極的に取組ませ、音楽を表現する喜びを体験させる。すぐれた音楽に広く親しませ「音楽を鑑賞する」ということの意義を知らせる。

普通科キャリアデザイン2年 (選択)

  1. 授業内容は、目標で掲げたところの、歌唱・器楽・鑑賞の3項目になるが、広く豊かな音楽を経験させるために、特定の学習に偏らないようにする。
  2. 取り扱う教材は、従来の西洋音楽はもとより東洋の音楽、わが国の民謡や現代の作品、話題性のあるポピュラーな作品など、さまざまな音楽を広く取り上げ、まず各個人が意欲的に音楽に取り組む態度を養うように配慮する。
美術Ⅰ
指導目標

 美術教育の最も本来的な目標が<美に対して感動する心を育てる>であることを前提として美的体験を豊に、その展開にあたって、技術的または造形的要素だけを最初から取り上げる前に、美術の諸活動に興味を持ち、学習を通して絵心や美を作り出す精神を理解させる。

普通科キャリアデザイン2年 (選択)

  1. 生徒一人ひとりの個性の尊重と同時に、共通の基礎基本の徹底との調和をはかる。

外国語科

英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ
指導目標

 英語学習の特質を踏まえ、聞く、読む、話す(やり取り・発表)、書くことの五つの領域別に、英語による積極的なコミュニケーションを図ろうとする態度を育成する。日常的な話題や社会的な話題について、使用される語句や文、情報を通して、必要な情報を読み取り、気持ちなどを論理的に注意して伝えることができるようになる。

英語コミュニケーションⅠ:全科1年
英語コミュニケーションⅡ:全科2年

  1. 英語の文法的な特徴やきまりに留意しながら適切に活用できるようにする。
  2. 情報を整理しながら考えなどを形成し、具体的な場面や状況にあわせた表現を行う。
  3. 対話や放送などから必要な情報を聞き取り、話し手の意図を把握する活動を行う。
  4. 社会について広く関心を持たせ、プレゼンテーション活動を通して主体的な学びの態度を促す。
  5. 生徒間で質疑応答をし、理由や根拠を理解するとともに、意見や感想を伝え合うことができる。
論理・表現Ⅰ・Ⅱ
指導目標

 英語学習の特質を踏まえ、話す(やり取り・発表)、書くことの三つの領域別に、英語による対話の展開などにおいて、基本的する語句や文を用いて、情報や考え、気持ちなど話して伝えることができるようになる。また意見や主張などを論理の構成や展開を工夫して話して伝えることができるようになる。

論理・表現Ⅰ:全科1年/普通科キャリアデザイン・強化部活動2年
論理・表現Ⅱ:普通科大学選抜2年

  1. 英語の文法的な特徴やきまりに留意しながら適切に活用できるようにする。
  2. 情報を整理しながら考えなどを形成し、具体的な場面や状況にあわせた表現を行う。
  3. 対話や放送などから必要な情報を聞き取り、話し手の意図を把握する活動を行う。
  4. 社会について広く関心を持たせ、プレゼンテーション活動を通して主体的な学びの態度を促す。
  5. 生徒間で質疑応答をし、理由や根拠を理解するとともに、意見や感想を伝え合うことができる。

家庭科

家庭基礎
指導目標

 生活の営みに係る見方・考え方を働かせ、実践的・体験的な学習活動を通して、様々な人々と協働し、よりよい社会の構築に向けて、男女が協力して主体的に家庭や地域の生活を創造する資質・能力を育成することを目指す。

普通科大学選抜国公立難関私大2年/普通科強化部活動・キャリアデザイン2・3年/家政科1年

  1. 人の一生と家族・家庭及び福祉、衣食住、消費生活、環境などについて、生活を主体的に営むために必要な基礎的な理解を図るとともに、それらに係る技能を身につけるようにさせる。
  2. 家庭や地域及び社会における生活の中から問題を見出して課題を設定し、解決策を構想し、実践を評価・改善し、考察したことを根拠に基づいて理論的に表現するなど、生涯を見通して課題を解決する力を養う。
  3. 様々な人々と協働し、よりよい社会の構築に向けて、地域社会に参画しようとするとともに、自分や家庭、地域の生活の充実向上を図ろうとする実践的な態度を養う。
生活産業基礎
指導目標

 生活と産業との関わりについて理解させ、生活に関連する職業などへの関心を高めるとともに、社会人として必要な知識と技術を習得し、実践する意欲と態度を育てる。

家政科2年

  1. 衣食住、家庭経営、保育、家庭看護、福祉などが様々な産業に支えられて成り立っていることについて理解させる。
  2. 社会の変化と生活の価値観の多様化・高度化に対応して、家庭生活を支える生活産業が発展していることについて理解させる。
  3. 家庭に関する学科に関連した産業の種類や特徴及び関連する職業について、具体的かつ体験的に理解させる。
  4. 社会人としての一般常識やルール・マナーの理解を深め、コミュニケーション能力を身につけさせる。
子どもの発達と保育
指導目標

 将来の保育担当者としての知識を身につけ、自覚させる。また保育は各家庭のみが行うのではなく、社会全般が担当者であるという考え方を確立させる。

家政科3年

  1. 生命誕生についての正しい知識を学習し、結婚のもつ意義を認識させる。
  2. 妊娠中及び出産後の環境が子どもにおよぼす影響と問題点について理解させる。
  3. 乳幼児期の心身の健全な発育とそれを助けるための社会の役割を理解させる。
  4. 乳幼児期の病気と看護及び予防について理解させる。
生活と福祉
指導目標

 すべての人々がよりよく生きるための家庭の在り方、社会の在り方を学び、家族や高齢者の健康を管理するための知識を理解させる。また、思いやりの心を育て、高齢社会を支え、共に生き、よりよい福祉社会を築くための一助になることができるようにさせる。

家政科2年

  1. 高齢者の日常生活について理解させる。
  2. 介護の基礎的知識を身につけ、家庭での応急手当や介護技術を習得させる。
フードデザイン
指導目標

 食生活に関する基本的な知識と技術を身に付け、食を総合的にデザインできるようにさせる。

家政科全学年

  1. 食の意義と役割を理解させる。
  2. 栄養素の働きと性質を理解させ、各世代の栄養と食事計画が出来るようにさせる。
  3. 日常よく使用される食品の特徴、調理上の性質および加工品を理解させる。
  4. 料理様式とテーブルコーディネートを理解し、実践する力を身につけさせる。
  5. 実習をより多く行い、調理技術を高める。
課題研究
指導目標

 生徒の興味や個性に合わせた分野に関する課題を設定し、自発的創造的な学習態度を育て、専門的な知識と技術の深化、総合化を図る。

家政科3年

  1. 生徒の興味・関心、進路希望に応じて、調査研究、作品制作など、適切な課題を設定させる。
ファッション造形基礎
指導目標

 被服の構成、被服材料の種類や特徴など被服製作に関する知識と技術を習得させ、ファッション造形の基礎的な技術と意欲を育てる。

家政科全学年

  1. 保健衛生上からの被服の基本的な考え方、生活活動への適応について認識させる。また被服の装身性や社会性についても正しい理解を持たせ、判断力を養う。
  2. 科学の進歩によって作り出された化学繊維について、性質や取り扱い方を知り、使途にあった材質を選んで被服製作し管理する技術を養う。
  3. 実習を多く行い、縫製技術を高める。

情報科

社会と情報
指導目標

 情報の特徴と情報化が社会に及ぼす影響を理解させ、情報機器や情報通信ネットワークなどを適切に活用して情報を収集、処理、表現するとともに効果的にコミュニケーションを行う能力を養い、情報社会に積極的に参画する態度を育てる。

家政科3年

  1. 情報及び情報技術を活用するための知識と技能を習得させ、情報に関する科学的な見方や考え方を養うとともに、社会の中で情報及び情報技術が果たしている役割や影響を理解させ、社会の情報化の進展に主体的に対応できる能力と態度を育てる。
  2. 実習においては、情報リテラシーを中心に、Word,Excel,PowerPoint等のアプリケーションソフトを利用して、基本的な技術習得、およびそれらを活用した文書等の作成能力・情報処理能力・プレゼンテーション能力の育成をはかる。
  3. 実習・講義ともに身近な例を積極的に取り入れ、それらに対する問題解決の手順・方法を考えさせる。
情報Ⅰ
指導目標

 情報の特徴と情報化が社会に及ぼす影響を理解させ、情報機器や情報通信ネットワークなどを適切に活用して情報を収集、処理、表現するとともに効果的にコミュニケーションを行う能力を養い、情報社会に積極的に参画する態度を育てる。

全科1年/家政科2年

  1. 効果的なコミュニケーションの実現、コンピュータやデータの活用について理解を深め技能を習得するとともに、情報社会と人との関わりについて理解を深めるようにする。
  2. 様々な事象を情報とその結び付きとして捉え、問題の発見・解決に向けて情報と情報技術を適切かつ効果的に活用する力を養う。
  3. 情報と情報技術を適切に活用するとともに、情報社会に主体的に参画する態度を養う。
  4. 実習においては、情報リテラシーを中心に、Word、Excel、PowerPoint等のアプリケーションソフトを利用して、基本的な技術習得、およびそれらを活用した文書等の作成能力・情報処理能力・プレゼンテーション能力の育成をはかる。
  5. 実習・講義ともに身近な例を積極的に取り入れ、それらに対する問題解決の手順・方法を考えさせる。

学校設定科目

リメディアル演習
指導目標

 進学に向けてより実践的な学力を育む。各自の学力に見合ったレベルを学習することでより効果的な学力向上を図る。

普通科大学選抜国公立難関私大・部活動1年

  1. 各学年、少人数指導のもと、入試を目標とした基礎学力定着を図る。
  2. 基本的な問題を活用しながら、より実践的な力をつける。
  3. くもん式学習を取り入れながら義務教育段階から各自の学力に見合った向上を図る。
産業社会と人間
指導目標

 産業社会における自己の在り方生き方について考えさせ、社会に積極的に寄与し、生涯にわたって学習に取り組む意欲や態度を養うとともに、生徒の主体的な各教科・科目の選択に資する。

普通科大学選抜国公立難関私大・部活動1年・2年

  1. インターンシップを通して、社会生活や職業生活に必要な基本的な能力や態度や望ましい勤労観,職業観の育成をさせる。
  2. 単なる体験にとどまらず、発表・プレゼンテーションを通じてより深い自己認識を探る。
  3. 大学見学などを実施し、自己の将来の生き方や進路について考察させる。
専門探究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
指導目標

 部活動の専門種目を通して、科学的理論に基づいた充実した指導の下で、心技一体の人間形成と技術力向上を図り優秀なアスリートを育成する。

普通科大学選抜強化部活動・普通科強化部活動全学年

  1. スポーツの歴史や文化的意義を理解させ、変わる社会とスポーツの役割・スポーツ競技における問題点を考えさせる。
  2. 基礎技術・体力を身につけさせ、競技力向上を目指す。
  3. 器具を含めた施設を安全に使用させる。
未来探究
指導目標

 SDGsに向けてのESD活動に取り組みつつ、これらをテーマとした探究活動を中心とした内容の中で、各「フィールド」では、校外の諸団体(企業や行政、上級学校、NPOなど)と連携しながら専門的な知識や活動ノウハウを学ぶ。
 「フィールドワーク」として、生徒主体でESD活動を進める。SDGsともつながる「課題」を設定し、「課題」の解決に向けての情報の収集・整理・分析や校内外との意見交換・協働活動により学びを深めながら、活動と構築する【想像力】・連携して活動を広げる【つながる力】・活動を伝える【発信力】の育成を図り、SDGs達成に向けた活動の担い手として地域社会の中で活躍のできる人材を育成する。

普通科キャリアデザイン2年

  • コースのクラス数程度にフィールドを分け、受講クラスを生徒の希望等により決定する。
  • 各フィールドのテーマに従い、生徒が主体となって活動を進めることで【想像力】や【つながる力】の育成を図る。また、各学期末に中間発表や最終発表を設けることで【発信力】の育成を図る。
  • 活動・取り組みについては授業時間の中で完結するものとし、授業外での別途開催している活動への強制はしない。
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