ワールドフライデー(平和)

 豊橋中央高等学校では、毎週金曜日の朝の10分間の時間を、「ワールドフライデー」と称して、ESDやSDGsについて全校で考える時間に設定しています。

 9月のワールドフライデーは生徒会が担当し、これまでの活動のまとめを行ってくれています。今日のワールドフライデーのテーマは「平和」でした。

 豊橋市は第二次世界大戦と切っても切れない縁のある街です。中国、ビルマ、インドなどの戦線で戦った第15師団の駐屯地がありました。また、隣の豊川市には「東洋随一の兵器工場」と称された豊川海軍工廠がありました。重要な軍事拠点のひとつだったため、戦争末期には爆撃を受けました。

 豊橋中央高等学校の前身である愛知高等実修女学校の多くの生徒たちも、これらの爆撃で犠牲となりました。

 生徒会を中心に、平和活動に興味のある生徒たちは、6月20日の豊橋空襲の犠牲者を追悼する集会や8月7日の豊川海軍工廠爆撃による犠牲者を偲ぶ平和祈念式典に参加して来ました。

 当時、戦争を体験した人々は既に高齢となっており、若い世代が平和を語り継ぐ重責を担う必要が出て来ています。

 そんな決意が感じられる内容でした!

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