10月24日（月）に２Aの生徒が台湾の姉妹校、国立善化高級中学とGoogle Meetを使って交流を行いました。
ジャパンアートマイルの国際協働学習プログラムの一環で、両校の生徒たちは平和をテーマに学習をしています。最終的には壁画を協働で作成しますが、平和という抽象的なテーマを絵にするために、具体的な事物を通して平和について考えることにしました。
国連機関であるユネスコは、世界中の文化・自然遺産を「世界遺産」として登録しています。これは、世界各地の名所を人類共通の遺産とすることで、戦争を回避する目的があります。日本にもいくつものユネスコ世界遺産があります。
ただし、学習を進める上で重要な気付きもありました。なんと、台湾にはユネスコ世界遺産がひとつもなかったのです。これは、台湾が国連に加盟していないからです。台湾がユネスコに加盟していない理由は、中国との微妙な関係という歴史的な背景があります。
それでも、国立善化高級中学からは、ユネスコ世界遺産候補になるような台湾の事物を紹介したいという声がありました。というわけで、24日のセッションでは、班ごとに自国が誇る文化・自然の名所を紹介し合いました。日本からは、沖縄、白川郷、広島などのユネスコ世界遺産を紹介しました。
時間が足りず、全ての班の発表ができなかったので、一部は来月のセッションまで持ち越しになりました。
最後はオンライン集合写真を撮影し、終了となりました。
