「暇と退屈の倫理学」他

 4月29日(土)からゴールデンウィークが始まります。天気予報を見ると、愛知県ではゴールデンウィーク中、残念ながら天気がよくない日が多くありそうです。

 1年生から3年生まで、是非ゴールデンウィークの時間を有意義に過ごして欲しいのですが、雨の日が多いとなると、家にいる時間も増えるかもしれません。

 そんなときは読書がいいですね!

 校長が昨年度末から読んでいた本に、東大大学院教授、國分功一郎著「暇と退屈の倫理学」(新潮文庫)があります。東大と京大の生協書店で売上1位を獲得した名著です。「暇」とは何か、「退屈」とは何かを哲学的に論じた本で、非常にエキサイティングな本です。図書館に蔵書があります。

 そしてその本と一緒に読みたいのが、二村ヒトシ著「すべてはモテるためである」(文庫ぎんが堂)です。AV監督が書いた本ですが、この本の中で國分先生と対談をしており、2つの本は結局同じ結論に至っているとなっています。実はこちらの本も東大と京大でよく売れているそうです。

 「すべてはモテるためである」は際どい内容を含み、開架で置くか迷っていますが、興味のある生徒は司書の先生に問い合わせてみてください。女性学の大家、上野千鶴子先生も推薦しています。

 それでは、よいゴールデンウィークをお過ごしください!

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