青い目の人形

 現在、豊橋市立西郷小学校に所蔵されている「青い目の人形 コネタ」(レプリカ)を本校がお預かりしています。

 非常勤講師の山田静人先生が、3年生向けに「青い目の人形」の特別授業をしてくれています。

 「青い目の人形」は、太平洋戦争前の1927年に米国の宣教師から日米友好の証として日本の子供たちに贈られたものです。全国の小学校に贈られましたが、現存しているものはわずかです。愛知県内には10体が残っていますが、「コネタ」はそのひとつです。

 日米が戦火を交えたのは1941年からですが、既にその前から両国の関係は悪化していました。その緊張緩和のため、また、将来の日米関係を担う子供たちの心に親善の気持ちを育てるため、米国側からこれらの人形が贈られた経緯があります。

 一世紀前の話になりますが、こうやって地元に残る歴史的な現物と共に授業をしてもらえると、実感が沸きますね!

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