6月13日(金)はワールドフライデーでした。今回の担当教科は理科です。理科のワールドフライデーはいつも実地取材をして動画を作成しており、力が入っています。
今回のテーマは豊川の河口にある六条潟です。かつて人気の潮干狩り場所で、豊橋市が誇る一大観光地でした。しかし、海岸の埋立、ダムや用水路の建設などによって環境が変化し、現在は泥だらけの海岸になってしまっています。

みなと塾の加藤正敏代表からお話を聞き、実際に六条潟にも足を運んで実態を調査していました。
埋立やダムなどは人間の生活を安全・便利にするために必要な開発です。しかし、それによって今まであった環境が失われてしまうことがほとんどです。環境を守ろうとすれば人間社会の発展は止まり、開発を推し進めようとすれば豊かな自然環境は失われ自らの首を絞めるのが普通です。開発と環境保護、この相反する要素についてどう折り合いを付けていくのか、それが「持続可能な開発」の根本的なテーマです。
夏休みにでも一度、六条潟を見に行ってはいかがでしょうか?